Difference between revisions of "インストールでのトラブルシューティング"
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Latest revision as of 15:00, 3 February 2018
Contents
CMakeのインストール
CMakeは、多様なプラットフォームに適合したビルドツールです。 SALMONをソースコードからビルドするために、バージョン3.0.2以降のCMakeが必要です。 以下の3通りの方法のどれかに従い、インストールを行うことができます。
コンパイル済みバイナリのインストール
バイナリ配布を、download pageから得ることができます。 最初に、SALMONをインストールしたディレクトリに移動してください。
cd <SALMON_INSTALLATION_DIRECTORY>
そしてあなたのプラットフォームに適合するバイナリ配布( cmake-<VERSION>-<PLATFORM>.tar.gz
)をダウンロードしてください。
ブラウザからダウンロードのリンク先をコピーして、wget
コマンドを用いて次のように行います:
wget https://cmake.org/files/v3.8/cmake-3.8.2-Linux-x86_64.tar.gz
このドキュメントでは、例としてバージョン3.8.2を使うことにします。次にダウンロードしたアーカイブを解凍します。
tar -zxvf cmake-3.8.2-Linux-x86_64.tar.gz
これで、バイナリmake-3.8.2-Linux-x86_64/bin/cmake
が得られます。
次に、cmake
コマンドを実行するためには、実行ファイルを$PATH
で指定したディレクトリの内部に置くことが必要であることに注意してください。あなたがbash shellを用いている場合は、~/.bashrc
を編集し、次の行を追加します:
export PATH=<SALMON_INSTALLATION_DIRECTORY>/cmake-3.8.2-Linux-x86_64/bin:$PATH
そして、設定を再読み込みします:
source ~/.bashrc
パッケージマネージャによるインストール
Unix/Linuxの環境によっては、パッケージマネージャを利用してCMakeツールを以下の手続きで簡単にインストールすることができます:
Debian/Ubuntu Linux
sudo apt-get install cmake
Fedora Linux/CentOS
sudo yum install cmake
openSUSE Linux
sudo zypper install cmake
ソースコードからのインストール
ソースコードをdownload pageから得ることができます。
ここでは例として、バージョン3.8.2を用います。
次のようにアーカイブをwget
コマンドでダウンロードし解凍します:
wget https://cmake.org/files/v3.8/cmake-3.8.2.tar.gz tar -zxvf cmake-3.8.2.tar.gz
そして、解凍したディレクトリに移動し、ビルドをします:
cd cmake-3.8.2 ./configure --prefix=INSTALLATION_DIRECTORY make make install
(INSTALLATION_DIRECTORY
は、あなたが解凍したディレクトリに置き替えてください。)
次に、cmake
コマンドを実行するためには、実行ファイルを$PATH
で指定したディレクトリの内部に置くことが必要であることに注意してください。あなたがbash shellを用いている場合は、~/.bashrc
を編集し、次の行を追加します:
export PATH=INSTALLATION_DIRECTORY/bin:$PATH
そして、設定を再読み込みします:
source ~/.bashrc