インストールでのトラブルシューティング

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CMakeのインストール

CMakeは、多様なプラットフォームに適合したビルドツールです。 SALMONをソースコードからビルドするために、バージョン3.0.2以降のCMakeが必要です。 以下の3通りの方法のどれかに従い、インストールを行うことができます。

コンパイル済みバイナリのインストール

バイナリ配布を、download pageから得ることができます。 最初に、SALMONをインストールしたディレクトリに移動してください。

cd <SALMON_INSTALLATION_DIRECTORY>

そしてあなたのプラットフォームに適合するバイナリ配布( cmake-<VERSION>-<PLATFORM>.tar.gz)をダウンロードしてください。 ブラウザからダウンロードのリンク先をコピーして、wgetコマンドを用いて次のように行います:

wget https://cmake.org/files/v3.8/cmake-3.8.2-Linux-x86_64.tar.gz

このドキュメントでは、例としてバージョン3.8.2を使うことにします。次にダウンロードしたアーカイブを解凍します。

tar -zxvf cmake-3.8.2-Linux-x86_64.tar.gz

これで、バイナリmake-3.8.2-Linux-x86_64/bin/cmakeが得られます。

次に、cmakeコマンドを実行するためには、実行ファイルを$PATHで指定したディレクトリの内部に置くことが必要であることに注意してください。あなたがbash shellを用いている場合は、~/.bashrcを編集し、次の行を追加します:

export PATH=<SALMON_INSTALLATION_DIRECTORY>/cmake-3.8.2-Linux-x86_64/bin:$PATH

そして、設定を再読み込みします:

source ~/.bashrc

パッケージマネージャによるインストール

Unix/Linuxの環境によっては、パッケージマネージャを利用してCMakeツールを以下の手続きで簡単にインストールすることができます:

Debian/Ubuntu Linux

sudo apt-get install cmake

Fedora Linux/CentOS

sudo yum install cmake

openSUSE Linux

sudo zypper install cmake

ソースコードからのインストール

ソースコードをdownload pageから得ることができます。 ここでは例として、バージョン3.8.2を用います。 次のようにアーカイブをwgetコマンドでダウンロードし解凍します:

wget https://cmake.org/files/v3.8/cmake-3.8.2.tar.gz
tar -zxvf cmake-3.8.2.tar.gz

そして、解凍したディレクトリに移動し、ビルドをします:

cd cmake-3.8.2
./configure --prefix=INSTALLATION_DIRECTORY
make
make install

(INSTALLATION_DIRECTORYは、あなたが解凍したディレクトリに置き替えてください。)

次に、cmakeコマンドを実行するためには、実行ファイルを$PATHで指定したディレクトリの内部に置くことが必要であることに注意してください。あなたがbash shellを用いている場合は、~/.bashrcを編集し、次の行を追加します:

export PATH=INSTALLATION_DIRECTORY/bin:$PATH

そして、設定を再読み込みします:

source ~/.bashrc

BLAS/LAPACKのインストール